APP

 

IoT

 

自社プロダクト

「SMALO」自社開発・IoTスマートロック

  • 「SMALO」自社開発・IoTスマートロック

「SMALO(スマロ)」は、自社開発のIoTスマートロックです。サムターンに部分に取り付ける開閉装置・カギとなるアプリ共に開発を行い、弊社事務所で2016年より現在もなお安定稼働を続けています。 特徴は、iOS/WatchOS/Androidアプリでのワンタッチの簡単操作・素早いレスポンス。加えて、登録済端末のみで操作できるプログラム認証、そして「いつ・誰が」といったログ管理も可能です。

解決の手段は、スペアキーではなくスマートな「テクノロジー」で

2016年当初、弊社事務所の物理カギは2つしかありませんでした。もちろん、カギを持たない社員の存在や緊急性のある事態を考えてスペアキーを作るのが一般的です。しかし、〝テクノロジーとデザインを駆使して課題解決へ導く〟 という強みを活かし、IoTスマートロックの開発を進めることとなりました。

IoT(アイオーティー)とはInternet of Thingsの略語で、モノとインターネットを繋ぎ、新たな活用を見出していく技術です。今回は、カギとインターネットを繋ぎ、物理カギがなくともリモートで解錠・施錠できることを目指します。最近では皆さんも「スマート家電」「スマートスピーカー」など、様々なモノにおいてよく「スマート」とついた名前を聞くようになってきたのではないでしょうか。このようなものの多くに、前述のIoT技術が使われているのです。

状況に適応した柔軟で迅速なチーム開発を行うために

メンバー全員が使えるスマートロックであること、使いやすいこと、セキュリティ面、アプリや装置の設計・デザイン……考えなければいけないことはキリがありません。そこで開発にあたってアジャイル型開発の手法をとりました。デザインスプリントを行い、その後もメンバーから出てくる仕様の変更や追加などをチームで迅速に判断し、実装へと進めていきます。また、その中に「みる(Observe)」「わかる(Orient)」「きめる(Decide)」「うごく(Act)」OODAループの改善サイクルを取り入れることにより、現在の状況に対して臨機応変に適応できるよう努めました。

開閉装置・サーバ・アプリの連携で使いやすいスマートロックを目指して

当初、開閉装置側には、上掲のイメージにあるようにIntel Edisonを使用していました。その後、Raspberry Pi Zero Wが発売されたため載せ替えて現在まで運用を続けています。また、解錠状況を把握するための傾き判定のセンサーを入れた扉のサムターンに取り付けるサーボ、取り付け装置についても設計から行い制作、事務所の扉へ設置まで行いました。仕組みとしてはサーバーと開閉装置のRaspberry Pi Zero W 、アプリをWebsocketで連携し開閉命令、鍵の状態を通知しています。
アプリは、どのデバイスでも使いやすいようiOS/WatchOS/Androidに対応。これで、社内のメンバーのスマホやApple Watchから簡単に解錠・施錠が行えます。iBeaconにも対応させたため、スマホを持って扉に近づくとアプリを起動せずとも自動で感知し解錠してくれる便利な機能もあります。もちろん、従来の物理カギでの解除・施錠も問題なく行うことが可能です。

「カギどこだっけ?」をなくす。アプリで簡単に解錠・施錠

家の扉の前で、ポケットやバッグの中に入っているはずのカギを探して慌てたことはありませんか?暗がりで手元も見えない、急いでいる時に限って見つからない……カギに関するそんな経験は誰もが持つものだと思います。 SMALOでは、アプリを立ち上げたらカギアイコンをワンタッチ。解錠装置も素早いレスポンスを誇り、ストレスなく解錠・施錠を行うことができます。アプリ画面の操作性・デザインはとてもシンプルで、誰でも簡単に扱うことができます。

サーバーにおける徹底した管理・運用、Slackでリアルタイム確認

SMALOでは操作できる端末(スマホやApple Watch)をサーバーに登録してユーザー管理を行い、他端末からは操作できないように認証プログラムを採用しています。そして、「いつ・誰が」解錠したか・施錠したかといったログがサーバーの管理画面から確認できるため、不審な鍵での解錠がないかどうかといったセキュリティチェックにも有効です。

また、このログが弊社Slackのアクティビティチャンネルに自動投稿される仕組みになっています。そのおかげで、日々リアルタイムなカギの状態をSlack上で簡単に確認することが可能です。現在リモートワーク が中心となっている弊社では、とても有益な機能だと感じています。

「モバイルへの強み」− 社会・生活への貢献へ

現在、SMALOは弊社にとってなくてはならない存在となっています。課題点として、開閉装置部分の改善・多様な形のサムターンへの対応などまだまだ考えられることも多いですが、弊社のテクノロジー・モバイルへの強みを活かし、今後も改善を続けていけたらと考えています。

さらに現在弊社では、IoT技術をたくさんの人が体験でき便利で楽しいものだということを感じられるためにも、SMALOの子供向けIoT体験教材キットとしての展開も進めている次第です。開閉装置においてはデザイナーが3Dモデリングから行い、3D印刷によるプロトタイプが出来上がっています。是非、今後のSMALOの展開にご期待ください。

【SMALOの利点】

アプリでカギの解錠・施錠ができるIoTスマートロックです。

1.アプリを立ち上げたらワンタッチで素早いレスポンスで、ストレスなく解錠・施錠を行うことができます

2.操作できる端末を登録してユーザー管理を行い、他端末からは操作できないように認証プログラムを採用

3.解錠・施錠のログをサーバーの管理画面から確認管理でき、また不審な鍵で解錠されてないかをチェック

4.ログがSlackのチャンネルに自動投稿され、日々リアルタイムなカギの状態の確認

5.スマートロックに不具合が出てしまった際でも、物理鍵で解錠・施錠することが可能