Photoshop

2020.10.22

Photoshopの新機能「空の置き換え」が凄すぎて写真の朝夕を自由自在に操れます

  • Photoshopの新機能「空の置き換え」が凄すぎて写真の朝夕を自由自在に操れます

空をすばやく置き換えて、思い通りの雰囲気に作り替える

こんにちは!デザイナーのともきです。

せっかくの楽しみにしていた旅行や撮影が、曇りや雨天で撮影できなかった、撮影してもどんより暗かったなんてことないですか。
曇天の写真を晴れ模様にしたり、あるいは綺麗な夕暮れや、夜空に空を変更できたら嬉しいですよね!?

そんな悩みも瞬時に解決できる、Photoshopの新機能「空の置き換え」がリリースされました。AI技術「Adobe Sensei」が「空」を判別し、自動で差し替えてくれるんです。神!
加工したい画像に対して、「空の置き換え」を使いユーザーは好みの空を指定するだけで、一瞬で空を入れ替えてくれます。

 

実際に空を入れ替えてみます

3つの簡単な手順で空を置き換えて、すばやくシーンをドラマチックに!

こちらの写真の空を入れ替えたいと思います。

① 写真を開いて編集→空を置き換えを選択します

② 表示される空画像から新しい空を選択します


空を選択しただけで写真の雰囲気を一変できます。ここでは綺麗な夕空を選択しました。空と馴染ませるための、色や大きさなどを調整する機能もあります。
出力もマスクを含む新規レイヤー保存か、レイヤーを複製(単一の統合されたレイヤー)が選択できます。便利ですね!

③ 置き換えた空に合わせて全体が馴染むよう調整します


例えば、日中の写真から夕方や夜にした場合は、空以外の前景を空の色味に合わせると、より自然な仕上がりになります。今回は夕陽にあわせて全体のカラーバランスの色温度を上げて、暗く調整しました。

完成した画像がコレ!

加工前との比較画像がこちらになります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
空を認識する精度が想像よりもよくできている、凄い!という印象でした。
仕上がりは、元写真に少し依存する部分がありますし、不明瞭で複雑なものは綺麗にできなかったという声もSNSなどでは目にしましたが、スナップなどだけでなく仕事としても十分使える機能として捉えても良いのではないでしょうか。今後のアップデートにも期待しつつ見守りたいと思います。

そではまた!ともきでしたー!!

 

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