第1回目にに引き続き、2019年11月20日に山梨大学さまにおきまして、弊社CTO清水が「GitHubを使ったチーム開発」をテーマとした講義をさせていただきました。工学部コンピュータ理工学科のITシステム開発実習の授業を受講する60名ほどの学生に向けたこの講義は、11月中の全4回を予定しています。
前回はGitHubの基本的な活用方法を説明し、演習時間にはチーム内でコミュニケーションをとりながら作業を進める学生たちの姿が見られました。第2回目となる今回は、どのような様子が見られたのでしょうか。
チーム開発してきたアプリケーションへの機能追加
今回の講義の主軸である「チーム開発してきたアプリケーションへの機能追加」に向け、まずはじめに前回の復習やスライドで各ビューの再掲を行い参照してもらえるようにしました。演習では、各チームでプルリクエストを行う練習をしたり、チーム内で各自の担当する課題の完成にむけての取り組みを行います。
その中でも予め作っておいたコードの例を用意したり、開発の中で実践できる具体的な改良ポイントを挙げたり、最終的に評価される提出課題に向けて改善できるポイント伝えたりと、時間の限られた中で学生たちが最大限成果を出せるよう努めています。
講義が終わった後、引き続き課題に取り組む様子が多く見られ、学生の熱量と共に、自身もやりがいを感じました。また、今回は講義終了後に学生からの質問に応える時間も作れました。学生が講義中や自身で作業を進めているうちに様々な場面で直面する問題、思うように実装を進めるための効率的な方法など、実際は多くの疑問が湧くと思います。今回、この時間を作ることで学びを深めるサポートをさらに行うことができ、良かったです。
第3回目へ向けて
今回は、第1回目の課題と反省を活かし、学生に寄り添った分かりやすい授業を心がけるようにしました。現在も、講義の全4回の中でどうすればうまく内容が繋がるか、分かりやすいかということを考えながら随時講義資料の改善を繰り返している最中です。学生たちの頭の中の表には出てこない疑問なども慮り、汲みつつ、さらにチーム開発に役立つ講義を展開していきたいと考えます。