Instagramのストーリーズは最適なサイズとひと工夫で効果的になる

こんにちは！デザイナーの新谷です。
今回はデジタルマーケティングに重要な役割を担う、インスタグラムの動画について少しお話ししたいと思います。

現在、動画広告はメディアやWebサイトと同じくらい、またそれ以上の重要な役割を担いはじめています。最近は、頻繁に「5Gに向けて、動画コンテンツの重要性」をよく目にしたり、耳にしますよね。
デジタルマーケティングに積極的な企業はInstagramやFacebook、YouTubeなどを活用し、多くの動画広告を展開しています。

アパレル業界や飲食店など、ほとんどの企業がインスタグラムから発信していますし、ECサイトへの連携などもありユーザーにとっても有益な情報を取得しやすくメリットがとても大きいです。

インスタグラムのストーリーズにフォーカスしてみました

弊社でも以前から動画や、広告制作に取り組んでいます。
その中でも、今最も身近で需要の多い、インスタグラムのストーリーズや、動画広告に注目してみました。

2016年に登場した「インスタグラム ストーリーズ」。日々のなにげない瞬間を気軽にシェアできる機能として、ユーザーの注目度が高まり、この数年で企業アカウントの活用率も大幅に高まりました。

動画制作

あなたの魅力は、映像でもっと伝えられる

2020.07.07

15秒で完結するシンプルかつ効果的なストーリーズ

仕事でも、プライベートでも使用している方も多いと思いますが、ストーリーズの仕様や特徴を改めて確認してみましょう。

インスタグラム ストーリーズは、15秒間の動画で（区切って最大1分）撮影方法だけでも7種類以上あり、フィルターなどの加工や保存方法が頻繁にアップデートされ、新機能が定期的に追加されています。
今や、約5億のアカウントがインスタグラム ストーリーズを利用して、ビジネス的な成果を上げているそうです。

→ INSTAGRAMストーリーズ

基本的なサイズや仕様はこちら

※2020年07月07日時点の情報です。

→ ストーリーズ広告のデザイン仕様

モバイル画面全体をフル活用して作成

スマホの画面全体（縦）をフルに使ったストーリーズを作成します。横長や投稿用画像の正体でも投稿することができ、ストーリーズ内で拡大縮小も可能です。
スマホ縦で撮影すれば、基本的には9：16の縦長で最適化されますが、横で撮影した場合に、縦に天地を合わせると、拡大する分画質が落ちてしまうので注意が必要です。
横で撮影したものは、あえて余白を作り、テキストを入れるスペースを確保するなど、素材撮影の段階でイメージや絵コンテのようなレイアウトがあると編集で手間をとることが少ないです。

上下左右のマージンを意識する

ストーリーズ投稿時に画面上部のアイコンやユーザー名が入ることも考慮し、マージンを取り、被りを防ぐように注意します。また左右のマージンにも注意して、ある程度余白を持つことで、画面の窮屈さが軽減されテキストの視認性が向上します。

下段の文字かぶりに注意する

ストーリーズにURLを設定したり、または動画広告の場合は、画像下部にテキストを入れると文字表示とかぶってしまいます。作成時、表示させたケースを想定して見え方にも注意します。例えば、画面のアスペクト比が9：16ではなくiPhone11のような9:19.5の場合は、テキストと被ることはありませんが、9：16のモバイルでは被ってしまう場合があります。
※広告ではなく、オーガニックのストーリーズにURLを設定できるのは、フォロワー数が1万人以上のユーザーのみ設定することができます。

ストーリーズに効果的なクリエイティブを施す

位置に注意しながらテキストを入れ込む

サイズに注意しつつ、テキストやスタンプ、gifなどを活用して、ベネフィットを訴求しユーザーの視線や、アクションへと導きます。中央または、画像・動画の背景と相性の良いスペース入れ込むことが大切です。
自社のブランドロゴを配置する場合は、瞬時にブランドの世界観を伝えられるように意識し、自社カラーを活かしたデザイン入れると一層イメージとして伝わります。

音楽を挿入する

動画の最も大切な要素の一つです。動画にマッチしたクオリティの高い音楽を使用することで一体感が生まれ、ユーザーを惹きつけます。ストーリーズ投稿の60%は音声ありで再生されているそうです。ビジュアルだけでなく音声も合わせて魅力的なものにして、コンテンツを制作することが効果的です。

→ Instagramストーリーズ ターゲットへのアピールより

カルーセル形式で飽きさせない工夫

カルーセル形式を用いることで、一枚では表現しきれないストーリーを見せることができます。ページを次々とめくるようなイメージで、連続性を持たせた画像や動画入れ込むことで、多くの情報と、ビジュアル的に飽きさせないよう表現することができます。

まとめ

今回は、ストーリーズの基本的なサイズや仕様、有効性について紹介しました。
画像や動画のサイズは、投稿内容の印象を決める大切な要素のひとつで、開始2〜3秒のイメージでユーザーが離脱したり、興味をもったりとアテンションに影響してきます。

素材の撮影はもちろんですが、モバイルよによって縦幅も違うので、適切なサイズかどうか、見え方は問題ないかなど、確認して動画制作してみてくださいね。

インスタグラムの動画広告については、今度また詳しく紹介したいと思います。

以上、しんたにでした！